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保育士になりたいです。普通の就活と異なる点はありますか?

遊ぶ子どもたち

保育士は普通の就活と活動内容が違うと聞いたのですが…

現在とある大学で保育士を目指している者です。就職活動についてそろそろ本格的に動き出そうかなと思っていたところ、先日、友人から保育士は就活内容が違うらしいという話を聞きました。例えば公務員職を目指している人の場合と、保育士を目指している人の就活の仕方が違うということらしいのですが、友人も具体的には知らないようでした。

今後の就活に役立てたいと考えており、事前知識があれば行動にも移しやすいので、保育士の就職活動と普通の就職活動の内容の違いを詳しく教えてください!

就活スケジュールを見直しましょう

保育士になるためにはまず、保育の国家資格を取得しなければなりません。試験に合格した後は、指定の機関で保育士登録手続きをおこなってから保育士証を発行してもらう必要があります。ここまでは、保育士になるための基本的な流れです。

学生の場合だと、保育士を目指す人の就活期間は少ない気もします。というのも、普通の企業へ就職を考えている人の場合だと、約1年間くらいは就職先を探すことになるのですが、保育士は保育の免許を持っていないと、働くことはできません。公立保育園や私立保育園の試験がだいたい8月から12月にかけて実施されるので、保育士の免許取得をしてからでは職場を探す期間はとても短いですよね。

そこで、卒業前に予め保育士登録を申請しておき、卒業するまでは、仮の証明書を発行しておく必要があります。保育士の就活は受験期間によって本格的な就活期間が削られてしまってるイメージで良いのかなと思います。

それまでは、保育園の実習をしたり自己分析をしたり、面接担当者とのやり取りを考えておいたほうが良いかもしれません。保育士を目指すのであれば早めの行動を意識しましょう。

保育所の研究も大切です

就職先の保育園にある程度目星をつけておくと良いでしょうね。保育士資格を取得してから職場を探すのではなく、授業の一環として実施される演習を通して、理想の職場をイメージしておくと応募する職場先は決まりやすく、迷うことなく応募できるかもしれませんね。

職場を選ぶ基準は人によって異なりますが、子どもの保育方針や先生たちの働く様子もみておくと良いですよ。公立保育は自治体が運営しているため、とりわけ教育方針に差がでないようですが、私立保育は個人や民間が設立しているので、保育所ごとのカラーが沢山あります。そのため事前に保育園の情報を集めておくことをおすすめします。今後その保育所でやっていけそうな場所かどうかの基準にしてください。

給与や待遇に関しても、納得できる場所を見つけましょう。

多様性のある働き方が選べる仕事

保育園を初めとする子育て施設においては、正社員以外に派遣や契約社員、非常勤といった働き方が選びやすくなっています。

これは待機児童の増加に伴い、保育士の需要が高まっている首都圏においてとくに顕著でしょう。

そのため、諸々の事情からフルタイムで働くことが難しいという人でも、時短で働くことが容易となっています。保育士として、自分に合った職場を探す場合は、正社員以外の働き方を検討してみるのもいいでしょう。