TOEIC
TOEICの就活時のメリットというと、英語に対する前向きな考えをもっているということが、面接官や人事に通じることです。
また、昇進や転職となっても、TOEICをもっていると、有利になります。といいますのも、多くの企業がグローバル化していて、海外に拠点を持っているいからです。今や海外抜きで、ビジネスは語れないでしょう。
実際、就活で武器になるTOEICの点数というと、どのくらいになるものでしょうか。実際に就活に必要な点数となると、目安としては600点以上を目指すといいでしょう。
これは、「2019年における内定者のTOEIC平均スコア」が547点であったことから、600点以上は取れていた方が良いという計算です。ただし、企業次第では600点では低いとみなす場合もあります。国際部門ですと、もっと高い点数を求める場合もあるのです。気う行次第ということは、忘れないようにしてください。
簿記
簿記の知識は、会社の経理や会計において役立ちます。
どんな企業でも、会計や経理の部門が存在しますし、営業職に就くとなっても、お金の流れを把握できている方が、商談を進めるうえで有利となるでしょう。
このようなことから、包括的に簿記の知識が学べる「簿記2級」はおすすめの資格です。2級を持っていると、会社の財務諸表を読み取れますから、会社の経営状況を把握できます。経理職のみならず、管理職にも役立ちます。
業務で活かすぶんには2級で十分ですが、1級を目指してもいいでしょう。合格の難易度は格段にアップしますが、本格的に経理や会計の知識を身に付けたいという人に最適です。
自動車免許
もし、地方での就職を望んでいるのであれば、何はともあれ自動車免許が必要です。
基本的に、地方企業の外回りにおいては自動車が必須となりますし、お客様を乗せることも多いでしょうから、働くうえで自動車免許は必要不可欠となるでしょう。また、電車やバスといった公共交通機関は本数が少なく、日々の通勤においても自動車が欠かせない存在となります。
それに、自動車免許はただ単に、自動車の運転許可証だけでなく、写真つきなので本人確認書類としても使えますから、持っていると何かにつけて便利なのです。都会においては「必要ない」ということで、自動車免許を取得しない人も多いのですが、プライベートでも使えますから、できれば、学生のうちに取得しておいた方が良いでしょう。
働くようになって、やはり必要だったから取得したいとなっても、仕事があるとまとまった時間もとれませんし、自動車学校に通うのも大変です。合宿免許でしたら、2週間くらいで取得できますから、長期の休み等を利用して、取得すると良いでしょう。
ただし、タクシーやバスのように「運転そのものを生業とする仕事」に就く場合、一般的な自動車免許ではなく「二種免許」という特殊な免許が必要となります。こちらは区分によって運転できる車両が異なります。